2025年、人は「買い物」をしなくなる 望月智之 著
面白かった。
読みやすくて1日で読めた。
今日読んだ本はコレ
2025年、人は「買い物」をしなくなる
著者 望月智之
株式会社いつも.取締役副社長
この本を知ったのは書店だ。
表紙を見て欲しい。
な?
気になるだろ?
大体5年後に買い物しなくなるって何?だ。
俺はこういうの買っちゃうんだよね。
基本的に買う本の半分位はジャケ買いだ。
昔はハズレも多かったが今は何となく当たりが分かるようになって来ている。
早速気になるタイトル
この本は買い物をするといった行為が自動的にされる未来が来ると言っている。
買い物をしに行くという行為がなくなるというんだ。
というか自覚しなくなる。
この本を理解するのに大事なポイントが2つある
非常に重要な要素として触れているのが
「DtoC (Direct to Consumer)」
だ。
なんの事かというと
小売業者がPB商品によりBtoCビジネスを加速させていくことで、棚を奪われたメーカーは苦境に立たされることとなった。商品力と価格競争力のある大手メーカーはまだ勝負できるが、小さいメーカーはひとたまりもない。
そこでメーカー側は、小売業者から棚を奪い返すべく、新たな戦略を展開し始めた。
DtoCとは、メーカーが商品を小売業者に卸すのではなく、直接、消費者に販売するという方式を指している。
それが、「DtoC (Direct to Consumer)」である。
分かりやすく言えばメーカー直売って所だろう。
もう一つは
デジタルシェルフ
これは直接的には、いままでお店にあった「リアルな棚」が、手のひらのスマートフォンの中にある「デジタルの棚」に置き換えられることを指している。
ただ、変化はそれだけにとどまらない、これからはメディアや道行く人、家電など、あらゆるものが「商品棚」になるのだ。
この2つを軸に本は書かれている。
本の後半は特にデジタルシェルフに進化する未来を描いている。
スマホを始め、今後ウエアラブル端末で買い物ができる様になると目に見える全てが商品棚になるというのだ。
なるほど、確かにGoogleグラスで最適化されたレコメンドが出れば最強だろう。
その流れで俺が特に気になったのは
自分の好きなインフルエンサーが紹介してくれるというのであれば別だ。話を聞いているだけでも楽しいし、自分の興味に近いものが紹介される。
口コミは「CMのパーソナライズ化」とも言えるのではないだろうか。
という一文。
なるほど、CMのパーソナライズ化とはよく言ったものだ。
単にAIによって最適化されたレコメンドの事ではない、SNS等インフルエンサーをフォローする事により、AIレコメンドよりも能動的になるという風に理解した。
GoogleグラスでSNSでフォローしているインフルエンサーの紹介するものや、街ですれ違ってイイなと思った服がサブスクリプションサービスで自動的に送られて来たらどうだろう?
既に買い物をしている感覚は無いはずだ。
きっと子供からこう言われる日も遠くないだろう。
「ねぇ、親父たちって身の回りのモノをわざわざ買いに出かけてたの?」
ねぇ、皆はこのブログちゃんと読んでくれてるの?
読んでくれてありがとう
では、また!
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