バックキャスト思考
前例のない事態に対処するための思考ツール
今日読み終わった本はコレ
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この本は2018年出版で買ったときはAmazonには在庫が無く楽天で買った。
何かの記事で ❝バックキャスト思考❞ という言葉が身に入り気になって検索。
恐らくその時ヒットしたのは3冊だった。
で簡単そうな方を買って読んだというわけだ。
ちなみにもう2冊はコレ
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戦略実行力―バックキャスティング思考で不確実性の時代を勝ち抜く
- 作者:青嶋 稔
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本
ね?
俺が読んだ本が一番読みやすそうでしょ?
では早速
バックキャスト思考について
将来の制約から今を考える「バックキャスト」という思考法です。まず、未来がどうなっているかを想像し、そこから今に立ち戻って課題設定や問題解決を考える。これがバックキャストです。
その逆――つまり、現状分析を積み重ねて未来を見通すやり方を「フォアキャスト」といいます。
例題
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【問題発生 居間の電球が切れた】
解決1 :フォーキャスト思考⇒新しい電球に付け替える
目の前の制約(問題)を否定(排除)する思考
解決2 :バックキャスト思考⇒電球なしの生活を楽しむ工夫を始める
目の前の制約(問題)を肯定する思考
簡単に言うと上記のような感じだ。
この例題は簡単でフォーキャスト思考でも問題ない。
しかしフォーキャスト思考の問題点はコレ
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【問題発生 地球のエネルギーが足りない】
フォーキャスト思考⇒節水・節電・省エネ
目の前の制約(問題)をガマンする思考
しかもコノ問題は子孫にガマンを強いるという事。
「電球と違って現代はガマンを強いる問題が急増している時代である」
しかも厄介なのは人間の脳はフォーキャスト思考に陥りやすい構造になっているという事だ。
この本にはこの辺の事を
「ゴミの排出量が減らない」問題
を事例に非常にわかりやすく説明してくれている。
自分の中に新たな思考法を持ちたい人は是非読んで欲しい。
この本ではバックキャスト思考の具体的な考え方や方法を丁寧に説明してくれているのでおススメ
他にも
商品開発の事例・地方創生への応用例
などが書かれた一冊だ。
以前ブログにも書いたハック思考もそうだが、自分の中に思考法をいくつか持っておくと非常に便利だ。
皆はどんな思考法を持っているだろうか?
では、また!