kossy'sブログ

32歳で脳梗塞に、それをきっかけに走り始めたアラフォーランナー。趣味は読書・NBA・子育て

コーポレート・トランスフォーメーション 富山和彦 著

今日読み終わった本はコレ

この本は前作『コロナショックサバイバル』の続編である。
前作を読んだ時の感想は

kossyhide.hatenablog.com


この本は

『コロナショック・サバイバル』待望の続編!日本経済復興の本丸は、ここにある。「カイシャ」モデルは終焉。デジタル×中小企業×地方シフトへ。

とある通り、分厚いこの本には日本型社会いわゆる「カイシャ」の終焉と今後の転換方法を書いてくれている。
全経営者必読の書だ。

しかし、今回のブログはサクっと終わる。

俺には半分も理解できなかった。
だって難しいんだよ(;^_^A

でも興味深く読めるところは何か所もあって
その中の一つがコレ⇓

会社のルールを憲法に見立てて憲法大改訂として
今のルール(旧憲法)と今後のルール(新憲法)を提示してくれているのは面白い。

例えば

憲法:人事組織管理・・・オーナー家とそれ以外の一般社員の二元管理、それぞれに同質的、閉鎖的、固定的メンバー

憲法:人事組織管理・・・多様性、開放性、流動性、オーナー一族の特別扱いなし、プロフェッショナル人材の積極的獲得・活用


こんな感じで数ページにわたり改定案が書かれているので是非チェックして欲しい。
正直、この大改訂案を読むだけでも意味があると思うし、俺にはそれくらいしか理解できなかった。



俺の勤める会社はまさに旧憲法で動いている。


一生一社が古くなり、転職が当たり前になった今


軸足をどこに置くのかを考えるいい機会になった。


皆の軸足はどんなところにある?


では、また!
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5月読書まとめ

恒例の読書まとめ5月分

自粛期間で本読めるな~
なんて甘い考えだった(-_-;)

子供や嫁さんから何かと話かけられる。
悠長に本なんか読んでる暇は全くない。

しかし良い方法をある本から学んだ。
それがチェアリングだ。

チェアリングとは、持ち運び用に軽量化された椅子を野外に設置し、そこに腰かけて主に飲酒などをしながら過ごす行為を指す造語。
Wikipedia

俺は駐車場やベランダで本を読むチェアリングを行った。

これは後程紹介するがあたりまえを疑えという本で学んだ。



では一冊ずつ紹介していく。

1冊目

kossyhide.hatenablog.com

この本からステイホーム週間中に読む本の傾向が決まった気がする。
せっかくの機会に大きく言えば人生について考える事が増えた。

そういう意味でコロナでステイホームをしている間に読めて本当に良かった。
この先のキャリを考えるのにおススメの一冊!

2冊目

kossyhide.hatenablog.com

これもやはり自分に向き合うために読んだ。
というかやった。

名著なので今更説明不要だと思う。
この先何が起こるかわからない時代を生きていく中で

自分をよく知っておく

事は必須だ。

3冊目

kossyhide.hatenablog.com

この本を読んで「具体⇄抽象」のトレーニングをしておくと、どんなジャンルの本でも抽象化することで自分に応用できる。
何をインプットしても、抽象化して自分への具体へ変換してアウトプットできるようになるなんて、こんな良いことない。
メチャクチャおススメ!

4冊目

kossyhide.hatenablog.com

今の時期ドンピシャな本でしょ(笑)

コロナ時代の企業・個人の生き残り方。
トランスフォーメーション無くしては生き残れない。

特に1章・2章は必読!

5冊目

kossyhide.hatenablog.com

いかにしてスマホに使われず(ゲームやアダルト動画で時間を浪費しない)自分の時間を作る事やインプット&アウトプットに使うか。
ホリエモン本を何冊か読んだりSNSでフォローしていればお馴染みの内容かな?

6冊目

kossyhide.hatenablog.com

コロナをきっかけに変わらない企業や人はヤバいなって再確認。
思考停止するな!

俺にチェアリングを教えてくれた本。


7冊目

kossyhide.hatenablog.com

ヤバかった!
kindle最初に読んだ一冊。
「天岩戸理論」は必読!
影の今月MVB!


8冊目

kossyhide.hatenablog.com

東日本大震災後に出版された本だけど今読んでも応用可能。
分からない→怖い→判断が狂う
分からないモノをわかろうとする努力が必要。




以上
思いのほか結構読んでたな(笑)

で、いよいよ発表!

俺的5月MVB(most valuable book)はコレ!

ここで紹介したいのはキングコング西野さんの動画

youtu.be

ね?

この本は「具体と抽象」 
動画は「単語脳と文脈脳」
をそれぞれ対比しているが内容は同じで、片方から片方へ話は通じないと言う事だ。

今月7冊目の「無理の構造」とMVBを争った。
両方とも細谷功さんの本だ。

実は先日新入社員向けに研修を行ったんだけど、雑談の中で本の話になりコノ2冊をおススメしたところだ。

今後も細谷さんの本は読んでいくと思う。




皆も是非お勧めの本を教えて欲しい。




では、また!

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あたりまえを疑え。

読み終わった本の紹介

今日はコレ

非常によくまとまっている本
二時間くらいあれば読めてしまう。

身の回り(特に会社)にある当たり前を疑うことで思考停止にならないようにしよう!
という本。

「そんなのはあたりまえだ! 」「これが常識だろう! 」
仕事をしていて、こんな言葉をぶつけられたことはありませんか?
「あたりまえ」とは、「思い込み」です。
本書では、そんな「あたりまえ」を疑い、めざましく成長を遂げていくための考え方や、日々の仕事にすぐに使える実務的ノウハウをたっぷりと紹介します。
自分らしく働くためのエッセンスがつまった、すべてのビジネスパーソン必読の一冊です。


なるほど確かにこの本を読むと当たり前を受け入れていた事がよくわかる。
俺のようにある程度入社して年数がたっている中堅社員は読んでみると「わかるわ~コレ」
とか「俺もやばいな」なんて実感しながら読めると思う。


構成は以下の通りで

CHAPTER.01 時間・タスクを疑う
 生産性が大きく向上する「時間」の攻略術

CHAPTER.02 ルール・慣例を疑う
 無意味な同調圧力から自由になる方法

CHAPTER.03 コミュニケーションを疑う
 今日からできるあなたの味方の増やし方

CHAPTER.04 マネジメントを疑う
 失敗を成功に転換する仕組みつくり

CHAPTER.05 自分自身を疑う
 自分だけのオリジナリティーの見つけ方



社会人なら気になる所だらけのはずだ。
とにかくこの本は名言だらけなので色々な人に刺さる言葉
があると思う。


個人的に気になって実行に移してる言葉

刺さる言葉だらけなので俺に最も刺さった言葉を紹介したい。

それは「CHAPTER.03 コミュニケーションを疑う」の中での言葉を抜粋する。

考えることをやめる

当たり前を疑わなくなる

あきらめることを子供たちに強制する

これが、「同調圧力」の正体です。

大人は子供に
「個性を大事に」とか「好きなことをどんどんやりな」
いうくせに、いつの間にか
「そんなの無理だ」とか「夢を見るな」とか
思考停止に導いている。


俺はそんな風にならないようにしたいと思いながらも

今俺はゲームのやりすぎを子供に注意してしまった(-_-;)

だから、今俺がやっていることは以下の二つ

・「あたりまえ」という言葉を使わない
・「無理」とすぐ言わない

これだけだけどかなり難しいからやってみて。
おれは半日持たなかった(-_-;)

だからそれだけ思考停止してるって事だよな~。





この章では、あるTED動画を紹介しているんだけど偶然にも俺が前に見たことあるやつだった。
この動画本当にいいんだよね。


Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

 




皆は疑う力を持っているだろうか?


俺はまだまだだ。


では、また!

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ホリエモンのスマホの使い方

読み終わった本の紹介

今日はコレ


ホリエモンの本

個人的にはこの本は非常に楽しみにしていて、
発売日なんかも首を長くして待っていたんだが・・・


感想は・・・


ホリエモンが普段スマホについて言っている事をまとめたってだけ。
なのでホリエモン好きな人には新しい知見は少ないと思う。


個人的にはNewsPicksやTwitterなどでホリエモンの発言を追っかけてるし
彼の本も読んでるからほとんど知ってる内容だった。

その中でもコレはと思ったのが以下の2点


➀ プレゼンはパワポではなくキーノートやGoogleスライドを使おう 


ちょうど新入社員様に資料を作っていたところでこれ読んだから早速パワポGoogleスライドにしてみた。
コレは良いね!
知らなかったから今まで損してた(-_-;)
たぶんもうパワポ使いません。



➁ メルマガは中島聡さんや藤沢数希さんを購読


これには正直、ホリエモンがメルマガとか購読してるんだと思った。
特に藤沢数希さんの本は以前何かでおススメしていたし、中島聡さんは初めて知ったからTwitterをフォローしてみた。

本自体も2時間あれば読めてしまうのでホリエモンの知見に触れてみたい人は買っても良いんじゃないかな?

個人的には次回作のコレが超気になってる

東京改造計画(NewsPicks Book)

東京改造計画(NewsPicks Book)

書き下ろしっぽく新しい情報も入れてあるっぽいし。

今までのと違って発言まとめただけじゃなさそうな感じはしてる。



皆のスマホの使い方はどんな感じ?


俺はコロナ自粛のタイミングでスマホに入ってるアプリもだいぶ変わった。


では、また!


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#名刺代わりのビジネス書10選

Twitter上でこのようなハッシュタグが流行っている。

#名刺代わりのビジネス書10選

詳しい説明はないが、
自分の好きなビジネス書を10冊紹介し
自己紹介代わりにするというモノだろう。

プラス、この自粛期間中におススメ本を紹介するという機能もあるので
Twitterをやっている人は一度 #名刺代わりのビジネス書10選 で検索して欲しい。

俺がTwitterに投稿した10選はコレだ


過去にブログで書いているモノはその時の紹介ブログを添付しておくので是非読んでいただければと思う。
では、1つづつ見ていきたい。



コレはメンタリストDaiGoさんが紹介していた本で、ちょうど読んでいる時にYouTubeで紹介されたのでびっくりした覚えがある。
本当に名著で響いた言葉多数!

皆も
「なぜあの人は事実と違うことを信じているのだろう」
「あの人は強情だ」
等と思った経験はあると思う。

知ることの利点は、不確実な事への不安を減少できるかもしれない点にあるが、知識への代償は、自分が信じたいことを信じる選択肢を失う事である。

もしかしたら自分がそうかもしれない。
ちょっとでも心当たりがあれば、この機会に読んで欲しい。



この本は俺のブログで最高PVをたたき出した本
詳しくは

kossyhide.hatenablog.com



コレは相当話題になったので説明不要だろう。
是非先ほどの「シン・二ホン」と合わせて読んで欲しい。

人間の思い込みは本当に怖い。
正確な知識を今確認しておいたほうが良い。



ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

  • 作者:山口 周
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

コレは2019年に読んだ俺的ベスト3に入っている本だ。

GAFAのなかで、Appleだけが「意味」の世界で闘っている グローバル競争で生き残るのに必要な、たったひとつの考え方 - ログミーBiz

この記事を電車で読んで「なるほど〜」と思わず唸ってしまった。
そしてソッコーで本を買ってむさぼる様に読んだ本
令和の初めに絶対に押さえておいた方が良い!

好きな一文を引用

このような世界にあって、蓄積した経験に依存し続けるオールドタイプの行動様式はリスクが大きい。今後は、環境に応じて自分の学びをアップデートするというラーニングアジリティを持つニュータイプが活躍することになる。

VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件

VUCA 変化の時代を生き抜く7つの条件

これも良かった
上記のニュータイプの時代と共に読んでVUCAに対する理解を深めて欲しい。
なぜなら今ほど予測不可能な時代は無いのだから。

kossyhide.hatenablog.com


今後アフターコロナでECがどう変わっていくのか?
コロナ以前に出た本だが、この本に書いてある流れは変わらないだろう。

kossyhide.hatenablog.com



泣く子も黙る超スーパー名著!

以上!(笑)


先日オレの神本になったばかりの本。
コミュニケーションをとったり、ビジネスをしていくうえで抽象化は欠かせない。

kossyhide.hatenablog.com




これからの世界をつくる仲間たちへ

これからの世界をつくる仲間たちへ

泣く子も黙る現代の魔術師
落合陽一さんの本

コレは図書館で借りたんだけど読んでる途中でAmazonで買ったのを覚えている。
読んでる本を買うなんて初めての経験だった。
それほどに良い本。

これから先の生き方が書いてあり、個人的にもたまに読み返す本。

これのアップデート版が6月に発売されるようなので是非こちらをチェックして欲しい。



2020年からの新しい学力 (SB新書)

2020年からの新しい学力 (SB新書)

  • 作者:石川一郎
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: 新書

コレは子供の教育に悩んでる親に読んで欲しい。
悩んで当たり前!
何故なら俺たちの知っている教育ではないからだ!

kossyhide.hatenablog.com



以上




もしいま時間を持て余している人がいるなら
是非このリストに載っている本とは言わないが
何かしらの本を読んで欲しい。


この機会にインプットをしまくって
宣言解除後のニューノーマルに備えよう!


では、また!

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コロナショック・サバイバル 富山和彦 著

今読むべき本を読み終わった。

今日読み終わった本はコレ

著者は経営共創基盤代表取締役CEOの富山和彦さんだ。
NHKスペシャル『激震コロナショック~経済危機は回避できるか』に著者も出演しているので
ご存じの方も多いと思う。

著者出演と言えば、この動画もおススメだから見ておいて欲しい。

newspicks.com

ちなみにこのNEWS PICKSはかなり良いので、有料会員になったほうが良い。
本一冊分の会費でこのような動画も見れる。
くだらないワイドショーなんかよりよっぽど良い。


話を戻す

内容

タイトルにある通りコロナショック後の日本経済の復興に何が必要かという話だ。

以下、目次

はじめに
第一章 L→G→F経済は三段階で重篤化する
第二章 企業が、個人が、政府が生き残る鍵はこれだ
第三章 危機で会社の「基礎疾患」があらわに
第四章 ポストコロナショックを見すえて
おわりに

の全四章で個人的に第一章と第二章は、本にドッグイヤーが多くついた。


押さえておく必要があるのは
第一章のL・G・F重篤化の流れだ。

L→ローカル=中堅・中小サービス業
G→グローバル=大企業とその関連下請け企業
F→金融=金融システム

の事でこの順に経済が重篤化していくという。
確かにメディアからの情報を見ているとローカル経済への打撃が一番最初に来ている。

この章を理解しておくことで、今後の流れが読みやすくなる。

第1波 日本のGDP7割を占めるローカル産業の壊滅(飲食、小売、エンタメなど)
第2波 自動車、電機など大企業 グローバル企業へ波及
第3波 金融恐慌の発生


第二章では個人や企業がどうのようにして生き残っていくかが書かれているが
個人として覚悟しておかなければいけないと指摘されていることは非常に参考になった。

自分の置かれた状況、自分の組織がこの後どれくらいの嵐に巻き込まれるか、色々な情報を集め、其のうえで自分の頭で考え抜くことである。

結局は人の意見に左右されるのではなく自分で決めろという事だが
決定に至るまでのプロセスではしっかり情報を集めなければいけない。

そのために必要な本の一つがこの本だ。

そして企業の変化の必要性も説いている。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

CX(コーポレートトランスフォーメーション)
だ。

この危機を乗り越えてなお、変化をしようとしない企業やリーダーは生き残ってはいけない。

本書の続編
「コーポレートトランスフォーメーション 日本企業復興計画」
も6月に刊行予定との事。

楽しみだ。
だが、その前に自分のトランスフォーメイションをしておきたい。




先日、緊急事態宣言が39県で解除された。


近いうちに東京も解除になるだろう。


解除後に変化のない組織に軸足を置くのは危険だ。


しっかり会社を見て判断する必要があるだろう。


宣言後辺りを見回してほしい。


身の回りに変化がなかったら要注意だ。

※追記
 なんと中田敦彦さんのYouTubeチャンネルで解説してた!
 勿論こちらの方が良いので見てください!
 ⇓


【コロナ後の経済①】リーマンショックを超える経済危機からの復興計画


【コロナ後の経済②】勝つためにはグローバル×デジタルじゃないとヤバい

では、また!

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何故あの人には話が通じないのか?が分かる本!!

本当に素晴らしい本に出会った。
間違い無く俺の神本、バイブル的な本の1冊になった。


今日読み終わった本はコレ

「具体⇄抽象」トレーニング 細谷功


この本は本当に色々な問題解決をしてくれたのがだが、俺の長年の悩みをスカッと解決してくれた。

なので俺の悩みを解決してくれた部分を紹介したい。


今まで悩んで来た事

皆にも定番の悩みはあると思うが、俺はコレ

「なんで、こいつには話が通じないんだ!」

まぁ、これは定番の悩みだろう。

・会社なら上司や部下に

・家族ならダンナ、神様(嫁さん)、子供に

だ。

ここで紹介したいのはキングコング西野さんの動画

youtu.be

ね?

この本は「具体と抽象」 
動画は「単語脳と文脈脳」
をそれぞれ対比しているが内容は同じで、片方から片方へ話は通じないと言う事だ。

著書はこう書いている

抽象の世界は「見える人にしか見えない」からです。逆に具体の世界は誰にでも見えます(それが具体の定義なので)から、抽象が見える 人(正確に言えば具体も抽象も見える人)から具体しか見えてない人は見えても、逆はそうではないからです。「気づいた人」と「気づいていない人」との関係は常にそうなります。

だからこの本で言う「具体と抽象」

西野さんの「単語脳と文脈脳」

それぞれの間には見えない壁と言うか抽象や文脈脳からは見えるマジックミラーが、あると言うこと。

だから話が通じないし、なんかすれ違う。

掃除で例えるとこうなる

Aさん「本は本棚に返して、お皿は食器棚に戻して、椅子と机は倉庫に返して、文房具 は総務部に持っていって、飲み物は冷蔵庫に持っていって……」
Bさん「要は「片付けろ」ってことですね?」

これを逆転させると

Bさん「この部屋のもの片付けて」

Aさん「えっ? 抽象的で何を言っているのかわかりません。もっと具体的に言っても らえませんか? 本やお皿はどの棚に返すとか、総務部の誰に連絡すればよい のかとか、椅子と机はどの部屋のどの場所にどういう方向でとか……」

まぁ例えなので極端だけど分かりやすいと思う。

この場合は
Aさんは具体・単語脳
Bさんは抽象・文脈脳

と言う事だ。

また本のタイトルにも“トレーニング”とあるが練習問題も随所にあるので是非チャレンジして欲しい。

このブログでは本の一部だけ紹介したが、この本の魅力はこれだけじゃ無い。

俺にはこの部分が響いたって事。

本を読みながら
「うわ〜なるほど〜」
と言ってビールを飲み干した事は何度もある。


この本の冒頭には

SNS上の「永遠の不毛な議論」から抜け出すことができる
・「顧客とサブライヤ」や「上司と部下」など、仕事の依頼主と被依頼主との関係を改善 し、お互いにより高いパフォーマンスがあげられるようになる
・日常のコミュニケーションギャップを解消し、ストレスを減らすことができる
・「これまでの延長」だけでない斬新な発想を持てるようになる

とある。
気になる事があると思う。

この本を読んで「具体⇄抽象」のトレーニングをしておくと、どんなジャンルの本でも抽象化することで自分の仕事に応用できる

何をインプットしても、抽象化して自分の具体へ変換してアウトプットできる。

こんな良いこと無いよね。

メチャクチャ良い本だから是非読んで欲しい!




皆は「文脈脳」だろうか?


「単語脳」だろうか?


この本でトレーニングして欲しい!


では、また!

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